引越し先に保育園はありますか?スムーズな転園のためにしておくこと

引越し先に保育園はありますか?スムーズな転園のためにしておくこと

共働き家庭や母子家庭の引越しの場合、子どもの保育園について考えておかなくてはなりません。 子どもを保育園に預けなければならないなら、引越し先での保育園も早めに探す必要があります。
現在、待機児童の問題がず〜っと解決していませんよね。 今お子さんが通っている保育園にはスムーズに入れたかもしれませんが、引越し先でも同じようにすんなり入れるとは限りません。

保育園の待機状況はエリアによって全然違います。同一市内であっても、人気があるエリアは待機児童が多いですし、逆にスムーズに入れるようなところも存在しています。 引越しすることが決まったら、できれば物件を決める前には保育園について調べておくようにしましょう。 気になる物件があればそのエリア周辺の保育園をチェックし、待機状況も調べます。

もし「別に無認可保育園でも大丈夫」とか、「しばらくはわたしが仕事をやめて専業主婦になるわ」といったことができるなら良いですが、「絶対に認可保育園じゃないとやっていけない!」という家庭の場合は慎重に見極めるようにしましょう。 引越しが決まり、ある程度希望の保育園も絞り込めたら、できれば転園したい保育園に見学に行ってみましょう。 保育園というのは、入園前に見学に行くのが一般的です。たいていの保育園では見学ならいつでも受け入れてもらえますし、事前に電話連絡さえしておけば大丈夫です。

また、保育園を選ぶときには待機状況以外にも気を付ける点があります。 それは、預かり時間です。 同じ認可保育園であっても、預かり時間は違います。夜7時までの保育園もあれば、夜間保育がある保育園もありますし、逆に6時までしかみてくれない保育園もありますよね。自分の今の仕事の状況から考えて、希望する保育園の預かり時間がニーズに合っているかを確認しておくようにしてくださいね。 それから、保育園生活で使用するものや必要な費用についても確認しておきます。

同じ認可保育園であっても、紙オムツのところもあれば布おむつのところもあります。完全給食のところもあれば、主食だけ持参のところもありますし、お弁当日が多い保育園もあります。 お昼寝布団が必要なところ、レンタルのところ、保護者会活動がさかんで会費も高いところなどなど、保育園によってかなり違いがあります。特に、認可保育園でも私立の場合は「英会話」や「体操」などで別途お金がかかることもありますから十分に注意してくださいね。 このように、転園前には調べておくべきことがたくさんあります。ぎりぎりになって慌てることがないように、早めに調べて確実に転園できるように準備しておきましょう。

家族の引越し