子どもにも荷造りしてもらおう

子どもにも荷造りしてもらおう

ファミリーの引越しの場合は、荷物の量が多いです。 たいていの家庭では妻がほとんど一人で荷造りをしていることが多いのですが、正直言うと大変ですよね。 夫が仕事で忙しい場合は仕方ないにしても、夫にもできる範囲で手伝ってもらうようにした方が良いでしょう。 そして、子どもにも荷造りをしてもらえないかどうか、考えてみてください。

赤ちゃんの場合はとても荷造りはできませんが、ある程度の年齢であれば荷造りはできます。 子どもに自分の分だけでも荷造りしてもらうことができれば多少は手間が省けますので、ぜひ手伝ってもらってくださいね。

■小学校高学年以上の子どもがいる場合
子どもの年齢が小学校高学年以上の場合は、自分の分の荷造りぐらいは十分にできるはずです。 教科書や本、漫画など重たいものは小さいダンボールに入れること、それから壊れやすいモノに関しては新聞紙で包んで割れないようにしてから荷造りすることを伝えたら、あとは任せておいても大丈夫です。 ダンボールの組み立てに関しては、1個だけやり方を教えながら組み立ててあげればあとは自分でできる子どもも多いと思いますよ。
それぞれのダンボールには、何が入っているのかを書くようにも伝えておくようにしましょう。 中学生以上のお子さんであれば、自分のもの以外の荷造りも十分できるはずです。 お父さんのものや家族交通の本棚の中身など、頼める範囲でやってもらってみてはいかがでしょうか。ただしキッチン用品などの場合は親がやった方がどこに何があるのかを把握しやすくなるのでそこは親ががんばって荷造りするようにしてくださいね。

■小学校低学年の子どもがいる場合
低学年の子どもでも、かなり荷造りはできるはずです。 すべて小さいダンボールにすれば重たいものと軽いものの区別もせずに済みますし、あらかじめ組み立てておいたダンボールを数個渡せば荷物を詰めることはできるのではないでしょうか。 詰め終わったら親がチェックしてガムテープで封をすれば完了します。

■小学生未満の子どもがいる場合
未就学児の場合は、残念ながらほとんど戦力にはなりません。 4〜5歳であれば自分でできることも多いですが、やり方を説明するにも時間がかかりますし、そのための時間を割くぐらいならはじめから親がやった方が早いです。 ただ、引越しというのはそうそうないことですから、子どもに荷造りの経験をさせておくのも良いかもしれませんよ。 この場合はお手伝いというよりも「教育」という面が大きくなってしまいますが、引越しがどのように進んでいくのかを経験させるために、時間はかかっても一緒に荷造りしても良いのではないでしょうか。もし余力があれば、ぜひチャレンジしてみてください。

家族の引越し