マンションへの引越しで気を付けたいこと

マンションへの引越しで気を付けたいこと

ファミリーマンションに住んでいる人も多いと思いますが、ファミリーマンションへの引越しをする場合は気を付けたいことがあります。
まず、子どもがいる場合に気になるのが「騒音問題」です。 「ファミリーマンションなら小さい子どもも多いし、ちょっとぐらいの騒音ならお互い様よね」と安易に考えていると失敗することもあります。

騒音と言っても、赤ちゃんの泣き声と、小学生が走り回る音では全然違います。 赤ちゃんは基本的には泣くものですから気にする人は少ないですが、小学生が走り回る、叫ぶ、といった音については親のしつけが問われてしまいます。 また、いくら「お互い様」とは言え、子どもがいる以上はなるべく騒音を出さないように、防音カーペットを敷くなどの対策をしておくことや、引越しの挨拶の際に一言添えておくのがマナーだと言えるでしょう。 それから、赤ちゃんがいる場合はエレベーターの有無についても考えておきましょう。
1〜2歳ぐらいまではベビーカーやバギーを使いますよね。

もし、エレベーターの無いマンションの4階に引越してしまったらどうなるでしょうか。 片方の手で子どもを抱っこして、もう片方の手でベビーカーを抱えて階段をのぼることになります。それではとても危険ですよね。しかも買い物をすれば荷物もありますから、とても一人ではのぼれそうにありません。 1階の部屋は人気がなく、防犯上の理由から2階以上の部屋を希望する人が多いですが、2階以上の部屋に住むときは必ずエレベーターがある物件を選ぶようにした方が良いでしょう。 もしくは、1階の部屋に住む、というのもおすすめです。 1階は防犯上危険だと思われがちですが、必ずしもそうではありません。空き巣に入られる危険性を言われているのだと思いますが、2階でも簡単に登れますし、最上階なら屋上から降りるという手段もあります。

しかも高層階の方が防犯意識が低い人が多く窓が開けっ放しになっていることも多いので、逆に狙われやすいそうですよ。 1階の場合は、防犯用のシャッターがついている物件もありますし、外から見えやすくなっていて不審者が侵入しにくい造りになっているところも多いです。またそのほかにも、子どもが落下する危険もありませんし、1階ならベランダの代わりに広めの専用庭がついていることもあるので庭で子どもを遊ばせたり倉庫を置いて収納スペースを作ることだってできます。
さらにマンションに住む場合は、近所にどのような人が住んでいるかもチェックしておきましょう。 若い夫婦と赤ちゃん一人、という家族構成の家庭は、1LDKや2DKなど小さめの部屋を選ぶこともあるかと思います。しかしその倍は住んでいるのはファミリーだけとは限りません。一人暮らしの人やまだ子どものいない夫婦、同棲中のカップルなどさまざまな人が住んでいるでしょう。

ファミリー以外の世帯が多いマンションでは、それぞれ生活スタイルが違うので騒音問題などで悩む可能性もあります。 マンションの場合は一戸建てに比べてお隣との距離も近いので、上手く付き合っていけるようにあらかじめ十分にリサーチしておきたいものです。

家族の引越し