子どものメンタルケアも忘れずに!

引越し当日は子どもの預け先を確保しておこう

引越しをすると、子ども関連のトラブルが増えることがあります。

・赤ちゃん返りをした
・おねしょをするようになった
・一人で寝られないようになった
・一人でお風呂に入れなくなったなど。

またもう少し大きい子どもの場合は「学校になじめない」という問題が起こることもあります。 子どもは環境の変化には敏感です。
引越しは大人もバタバタしてしまうのでつい子どものことがおざなりになってしまうことがありますが、子どものメンタルケアもしっかりとおこなうようにしましょう。 小さい子どもの場合は、上記のような赤ちゃん返りやおねしょといった問題が起こるのはよくあることです。

そのときには決して叱らないようにしましょう。 このようなことが起こらないようにするには、まずは引越し前からの準備が大切です。 できれば引越し前から何度か新居に足を運びましょう。まだ中に入れなかったとしても、近所を散歩して「もうすぐ引越しするよ」ということを伝えておきましょう。 子どもは初めていくところには警戒心を示しますが、知っているところであればすぐになじめます。
また、引越してからは子どもと過ごす時間を増やすようにしましょう。 保育園に預けている子どもの場合はしばらくは迎えに行く時間を早めるとか、学童保育は休ませる、など。

お仕事の関係で難しいこともあるかもしれませんが、できる範囲で親が子どもに寄り添ってあげられるように工夫しましょう。 慣れるまでは一緒に寝るというのもおすすめです。 「せっかく一人で寝られるようになったのに!」と思っても、子どもも慣れればすぐに一人で寝られるようになりますから、しばらくは子どものペースに付き合ってあげると良いですよ。 小学生の子どもの場合は、学校になじみにくいことがありますが、そんな場合はただ叱咤するのではなく、できれば休日に前の学校の友達を遊べるようにしてあげると良いでしょう。

特に高学年の女の子になるとすでにグループができていてなじむまでに時間がかかりますので、無理をさせずに徐々に慣れていけばいと、親自身がのんびりと構えておく方が良いでしょう。 焦らなくても、子どもはすぐに慣れます。それまでは子どもが多少困った行動をとったとしても、優しく見守ってあげてくださいね。親の方も大変かと思いますが、しばらくは子どもを優先させるようにして、荷解きがはかどらなかったとしても、子どもが慣れてからゆっくり着手すると良いと思いますよ。

家族の引越し