引越しの後

荷解きを早くしないと損をする!?

荷解きを早くしないと損をする!?

引越し業者の選定や荷造りなどをして無事に引越しが終われば、今度は荷解きや各種手続きをしなければなりません。
荷造りは引越し当日までに済まさなくてはならないものなので頑張れても、荷解きはついだらだらしてしまってなかなか進まないという人も多いのが実際のところです。
日用品やオンシーズンの衣類などは必要なのですぐに荷解きしますが、オフシーズンの衣類や本、CDといったすぐには必要でないものはなかなか荷解きできずにダンボールのまま残ってしまいがちです。 でも、荷解きは早めにしないと損することもあるって知っていましたか? まず、荷解きが遅くなると、ダンボールは自分で処理しなければならなくなります。 通常、引越し業者では、引越しに使用したダンボールを無料で回収してくれるサービスをおこなっています。

ただしこれには期限があり、引越し後3か月以内など業者によって決まっています。 引越しに使用するダンボールは数が多いので、自分で処分するのは大変ですよね。期限を過ぎた場合は自分で処理するか、引越し業者に頼む場合は有料で引き取ってもらうことになります。

また、引越し業者による引き取りは通常「1回限り」と決められているので、空いたダンボールからこまめに引き取りに来てもらうということはできません。(さすがに、無料でそこまでする業者はありませんよね) ですから、引越し後はなるべく早めにすべてのダンボールを荷解きして、さっさと引越し業者に引き取ってもらうようにしましょう。 もう一つ、荷解きが遅くなると、万が一破損や紛失があった場合に補償が受けられなくなってしまいます。 荷解きをしないまま放置しているダンボールを、いざ開けてみたら中身が破損していたとか、すべて荷解きが終わってから荷物が足りないことに気づいても、引越し業者の補償が受けられません。

こちらは期間が3か月と決まっており、3か月以内に連絡しないと補償されないことがあるので十分に注意しましょう。 荷物の破損や紛失は実はさほど珍しいことではなく、少し欠けていた、割れていた、というようなことはあり得ます。もし3か月以内にきちんと連絡すれば、弁償もしくは修理という形で対応してもらえるので、必ず荷物が無事にすべてあるかを確認することが大切ですよ。

ちなみに、紛失に気づくためには荷物を把握してかなくてはなりません。ダンボールには通し番号を書いておき、ダンボール以外の荷物はリストにしておくと紛失にも気づきやすくなりますよ。 引越し後はつい気がゆるんで荷解きが遅くなりがちですが、何か月もそのままにしていると損してしまうこともあるのでなるべき早めに済ませてしまいましょう。

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