引越し後に家の不具合が見つかったらどうする?
引越し後には、荷解きをおこないます。
荷解きをする際には新居での収納方法を考えながら、生活しやすいようにモノを配置していきます。
さて、引越しの後はいろいろとやることも多いものですが、新しい家に引越して気分も良いので楽しいものですよね。
でも、ときにはそんな楽しい時間に、発見したくないものを見つけてしまうことがあります。
それは、家の不具合です。
引越しの荷物に関しては、引越し後なるべくすぐに荷解きをして紛失や破損が無いかをチェックしなければなりませんが、同様に、家にも不具合が無いかどうかをチェックするべきだと言えるでしょう。
家の不具合というのは、たとえばこういったことです。
・壁に汚れがある
・床に目立つキズがある
・網戸がすぐに外れる
・排水口が詰まっている などなど。
新居に問題があった場合は、どうすれば良いのでしょうか?
まず、その原因が何なのかを考える必要があります。
新居への引越しをする際には、あらかじめ家の中を内見しているはずです。もし目立つ汚れや不具合などがあれば、内見の際に発見しているはず。
ということは、引越し前には問題なかったということです。
つまり、引越し作業の際に問題が発生した、ということになるのではないでしょうか。
荷物を搬入する際に壁や床をこすってしまえば、ダンボールのインクがクロスについてしまったり、もしくはクロスが一部破れたり、床に傷がついたりしてしまいます。
もし、引越し作業が原因と考えられる問題があれば、それはすぐに引越し業者に連絡して補償してもらうようにしましょう。
一方、引越し前からあった不具合もあるかもしれません。
たとえば「排水口が詰まっている」というような問題は、引越し作業に原因があるとは思えませんよね。さらに、内見の際に水を流してみる人はいないと思いますから、物件を決める際に確かめることもできなかったところです。
ということは、こういった問題は引越し前にすでに発生したと考えることができるので、管理会社や家主へ連絡して対応してもらうことが必要になります。
引越してすぐに家に不具合が見つかった場合は、自分で修理費用などを負担する必要はありません。
たとえ家賃や初期費用を負けてもらっていたとしても、引越し前から不具合があったのなら直してもらうことができます。
たとえ引越し料金を大幅に値引きしてもらったとしても、引越し作業が原因でできた問題については引越し業者に補償してもらうことができます。
中には、「安くで引越したから仕方ないかな」とあきらめてしまう人もいますが、値引きしてもらったからと後ろめたさを感じる必要はなく、きちんと報告して補償してもらうようにしてください。
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