家賃が安い物件の落とし穴は?「安い理由」を考えよう
賃貸物件を探す場合、家賃の価格は非常に重要です。
というか、「住む駅」の次に家賃を考えますよね。
敷金や礼金といった費用ははじめの1回支払うだけなので、多少無理することもできますが、家賃は毎月支払い続けるもの。
これが身の丈に合っていないと後あとずっと苦しむことになりますし、最悪ホームレスになってしまいます。
選ぶ目安としては、収入の3分の1にしておけば安心と言われています。
ただし、家賃は安ければ良いというものではありません。安さを重視するあまり良くない部屋を選んでしまうという失敗もありますので、十分に気を付けてください。
■エリアによる違い
まず、家賃というのはその物件があるエリアによって大きく違います。同じような物件でも、都市部な便利なところだと高くなりますし、都心から離れた不便なところだと安くなります。
しかし一方で、都市部の場合は競争が激しいために家賃が下がりやすく、田舎は競争が起こらないので家賃が下がりにくい、ということもあります。
■立地による違い
同じエリア内であっても、その物件の立地によって家賃は変わります。
同じ市内・区内でも、駅から近い物件は高くなりますし、駅から遠いほど家賃は安くなる傾向があります。また駅からの距離だけでなく、スーパーやコンビニ、病院などさまざまなお店・施設が揃っているところの方が家賃は高くなる傾向があります。
■広さによる違い
部屋の広さが違えば、当然家賃も変わります。
同じ建物でも、広い部屋の方が家賃は高くなります。
■部屋の場所による違い
同じ物件の中でも、1階は家賃が安く、2階以上は少し高くなり、最上階だともっと高くなる傾向があります。
■築年数による違い
物件の価値は、年数が経つほど下がります。
新築物件は最新の設備が揃っていたりしてそれだけ家賃が高くなります。また、古い物件でもリフォームされている場合はある程度価値が回復し、家賃が高くなりやすいです。
古い物件は設備自体が古いほか、デザインが古い、老朽化が進んでいるなどの理由で家賃が安くなrます。
■「いわくつき」物件も
いわゆる「事故物件」と呼ばれるような物件もあります。事故物件とは、事件があった物件であったり、前の住人が亡くなっている、というような物件のことですが、この場合は相場よりもかなり安い家賃になっています。
このような物件の場合は必ず入居者に告知する義務がありますので知らずに契約してしまうことがありませんが、このような物件でも気にならない方は、自分から不動産会社に聞いてみても良いでしょう。