住宅情報に書かれている情報はこうして読む!

住宅情報に書かれている情報はこうして読む!

賃貸物件を探すときには、まずは住宅情報誌やネットの住宅情報サイトに掲載されている情報を見ると思います。
このとき、すべての情報を有効活用して見られているでしょうか?

中には分かりにくい用語などもありますので、ここで解説しておきましょう。


■最寄駅
住宅情報に書かれている最寄駅は、実は最寄ではない可能性もあります。
たとえば、A線の○○駅から徒歩10分と書かれていても、実際にはB線の△△駅の方が近い、ということがあります。
A線の方が人気の路線だから、という理由で最寄駅の駅名が変わっていることもあるのです。

このようなこともあるので、物件の場所を確認する際には最寄駅の場所だけでなく、書かれている住所まで確認するようにしましょう。住宅情報にはたいてい番地までは載っておらず町名までしかないことが多いですが、それだけでもだいたいのエリアは分かりますので、本当に書かれている最寄駅が正しいのか確認しましょう。

■アルファベットの略語
1R……ワンルーム
1K……ワンルームとは別にキッチンがある
DK……ダイニングキッチン。2DKの場合は、2つの部屋とは別に、ダイニングキッチンがある。
LDK……リビング、ダイニング、キッチン。2LDKと書かれいている場合は、部屋が2つと、さらにリビング、ダイニング、キッチンがある。
S……納戸。窓の無い部屋。サービスルームの略。
UB……ユニットバス
EV……エレベーター

■家賃、共益費
共益費とは、共用部分のメンテナンスなどにかかる費用を住民で負担している部分のお金のことです。共益費が無い集合住宅の場合は、家賃の中に共益費が含まれていると考えて間違いありません。
毎月支払うお金は家賃+共益費になりますが、共益費が少々高くても、家賃が安い方がおすすめです。なぜなら、仲介手数料や更新料、場合によっては敷金、礼金なども、家賃を基準に計算することが多いです。仲介手数料なら家賃の半額ですし、敷金礼金なども「家賃○か月分」という決め方をしている物件もあります。

月々支払うお金は同じでも、家賃がより安い物件の方がトータルでは安くなることもあります。

■同じ物件がいくつも掲載されている理由
同じように見える物件がいくつも掲載されているのは、仲介している不動産会社がいくつもあるからです。
家主さんが複数の不動産会社に仲介をお願いしている場合は、それぞれの不動産会社がそれぞれに募集をかけますので、同じ物件が一つの住宅情報サイトにいくつも掲載されてしまうことがあるのです。

その場合は、その物件を取り扱っている不動産会社をいくつか回ってみて、一番信頼できそうで、できれば交渉もしっかりしてくれそうなところを選ぶのが正解ですよ。

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