迷ったときは、一覧表を作って比較しよう

迷ったときは、一覧表を作って比較しよう

賃貸物件を探していると、複数の物件で迷ってしまうことがあります。
似たような物件が多い場合はどれを選べば良いのか分からなくなってしまいますよね。

その中でも微妙に差はあるものですが、「家賃は少し安いけど少し不便」「家賃は高いけど少しお風呂が広い」など、甲乙つけがたい状態になったとき、どのように考えれば契約する物件を決めることができるのでしょうか。

■一覧表を作ってみよう
おすすめは、その物件の家賃や初期費用などのお金のことや、エアコンの有無などの設備など、一覧表にまとめてみることです。

一覧表にまとめる場合は、以下のような項目を作ってみてください。

・家賃
・初期費用(敷金・礼金、仲介手数料、前家賃、火災保険料、その他必要な費用の合計)
・更新料
・エアコンの有無、台数
・キッチンのシステム(カウンターキッチン、シンクが広いなどのポイント)
・浴室(広さ、綺麗さ、追い炊き機能の有無など)
・ベランダ、バルコニー(広さ、数、方角)
・平米数
・間取り
・階数
・家賃の支払い方法(引き落とし、振込など)
・床の材質(フローリング、畳、クッションフロアなど)

このような内容を、気になる物件それぞれでまとめて、一覧表にしてみましょう。

■優れているところ、劣っているところをチェックしよう
一覧表にまとめてみると、「費用がかかるわりに魅力が少ないな」など、分かりにくかった部分も明確になり判断しやすくなります。

一覧表にしても分からない場合は、それぞれの項目をしっかりとチェックして、優れているところ、劣っているところをチェックしていきましょう。
優れているところがいくつあるか、劣っているところがいくつあるか、ということを計算すれば、その合計で客観的に判断することができますよね。
もちろん、そうして比較してみてもまだ迷ってしまうこともあるとは思いますが、たいていの場合は一覧表があれば判断しやすくなります。

また、そこまでしてもどうしても判断できない場合は、どちらを選んでも大丈夫だということです。おそらく、どちらを選んでも「あっちにしておけば良かった」と思うこともあるでしょうが、同じような条件の物件の場合はどうしても多少の後悔はつきものです。
マイホームの購入ともなれば妥協はできないと思いますが、賃貸物件の場合はある程度妥協しないと物件が決まらないこともあるので、迷ったらなるべく客観的に判断するようにして、最終的に契約する物件を決めてください。

お賃貸探し