賃貸物件はご近所さんについても聞いておくと安心です

賃貸物件はご近所さんについても聞いておくと安心です

賃貸物件の場合、一戸建てよりも集合住宅の方が多いですよね。
マンションやアパート、ハイツなどの集合住宅の場合、一戸建て以上にご近所さんとの関係が重要になることがあります。

集合住宅だと壁を挟んですぐ隣に他人が住んでいるわけですから、当然いろいろな問題も起きてきます。


■騒音問題などのトラブル
集合住宅で一番多いトラブルは、騒音トラブルではないでしょうか。
洗濯機を回す音、掃除機をかける音、子どもが走り回る音など、案外気になることもあります。
鉄筋コンクリート造りのマンションであればさほど気になることはないと思いますが、軽量鉄骨や木造の物件の場合はけっこう音が響きます。

自分が気にならないタイプであっても、近所に神経質な人がいるとトラブルになる可能性もありますよね。

他にも、ゴミだしのルールを守らない人、ベランダからタバコの吸い殻を捨てる人、個人の持ち物を共用部分にたくさん置く人などがいると、トラブルが起きやすくなります。
このあたりは不動産会社としては言いにくいことだと思いますが、不安材料がないかどうか、事前に聞いておくと安心です。

■どの程度の付き合いが必要になるのか
ご近所付き合いというのは、どの程度必要になるのかは場所によっても異なります。
町内会の活動がさかんで必ず役が回ってくるというところもありますし、町内会費がほぼ強制でとられるということもあります。

また、子どもがいる場合は、ママ同士の付き合いが半強制ぐらいに一般化していると仲に入らざるを得ない場合もありますから、どの程度の付き合いになるのかも確認しておきたいところですね。

近所付き合いが全くない、というのも少し不安になるものです。単身向けの物件でも、会えば挨拶ぐらいはする、という程度の付き合いはあった方がなんとなく安心できますよね。
■どんな人が住んでいるのかを聞いておこう
不動産会社では、その集合住宅に住んでいる人の情報もある程度知っています。
ただ、個人情報ですからあまり詳細に話すことはできません。それは当然ですよね。

でも、どこの部屋にどんな人が住んでいる、というところまでは言えなくても、「この物件は小学生のお子さんが多いのでにぎやかでいいですよ」とか「一人暮らしの人が多いので、昼間はけっこう静かです」とか、だいたいの情報を聞くことはできます。
どの程度話してくれるかは担当者にもよりますが、住みやすいかどうかを判断できる程度には情報を引き出せることが多いので、ぜひ、契約前に聞いてみてくださいね。

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