ダンボールのナンバリングで荷物チェックを!
引越し当日は、けっこうバタバタします。
業者が到着するまでに、ぎりぎりまで使っていた日用品を梱包しておかなくてはなりませんし、引越し業者が到着してからは一気に荷物の運び出しが始まります。
さて、そんなバタバタした中では、荷物の破損や紛失が起きることもあります。
本来あってはならないことですが、引越しというのは人の手でおこなうもの。
ときにはそういったトラブルが起こることもあるんですね。
そういったトラブルを防止するためには、自分でもできる予防策を講じておく必要があるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、ダンボール箱のナンバリングです。
荷造りするときには、ただ荷物を詰めていくだけでは不十分です。
ダンボール箱は見た目はすべて同じですから、中に何が入っているのかを明記して、分かりやすいようにしておかなくてはなりません。
内容はなるべく詳細に、「父 衣類」「子 おもちゃ」「食器 割れ物」というように書いておくのがおすすめです。
書くのはダンボール上部と側面です。そうすれば重ねたときにも中身を確認しやすくなりますよね。
そして、そこには番号も振っておくと良いですよ。
1から順に通し番号を付けておけば、荷物がきちんとすべてそろっているのか確認しやすくなります。
まず引越し前にすべて通し番号がついているかを確認します。
そして、新居への搬入が終わったら、すぐに番号がすべてあるか確認します。この確認は、引越し業者が引き上げる前に済ませるようにしましょう。
またダンボール箱だけでなく、ダンボールに入らない荷物に関してもリストアップしておくのがおすすめです。
これらにも番号を振っておいても分かりやすいですね。
衣装ケースやテレビなどの電化製品などもリストにしておけば安心です。
そうしてすべての荷物を把握しておけば、荷物の紛失は予防できます。
近距離の引越しの場合は荷物の紛失はほとんどないのですが、遠距離の場合は荷物が紛失することもあります。
なぜなら、遠距離の引越しでは途中で別のトラックに積みなおすこともあるからです。積みなおす際に他の荷物と混ざってしまったりして紛失してしまった場合、気づくのが遅くなるほど見つかりにくくなってしまいます。また、トラックの中に荷物が残ったまま、ということもありますから、積み下ろし漏れが無いように、十分に確認してもらうようにしましょう。
引越し後に荷物の確認をしてもしなくなっているものがあれば、ただちに作業スタッフに伝えて、その場で調べてもらうようにしましょう。