掃除機を運び出すのは一番最後
引越しの当日には続々と荷物が運び出されますが、一番最後まで家に置いておくべきモノがあります。
それは、掃除機です。
冷蔵庫や洗濯機など普段動かすことが無いところは、かなりホコリが溜まっているもの。
最後に掃除機をかけて、スッキリしてから引っ越したいものです。
それから、雑巾もあると良いですね。
ホコリだけなら掃除機で対処できるのですが、こびりついた汚れがあったり壁や床にくすみが合った場合は雑巾で拭いておけばキレイになります。
当日はホコリなどで服が汚れるので、エプロンをしておいてエプロンのポケットに雑巾を入れておくと良いでしょう。
ところで、引越しの作業員は次から次へと荷物を運び出してしまうわけですから、「悠長に掃除をする時間なんてあるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも安心してください。
たしかに荷物が運び出されるのはあっという間ではありますが、それでも掃除機をかけて簡単に水拭きする程度の時間はあります。荷物を運び出しているあいだの時間だけでなく、トラックに積み込む作業にかかる時間もあるわけですから、時間としては十分なゆとりがあると思いますよ。
慣れた作業スタッフであれば、当然掃除機は一番最後に運ぶものと分かっているので大丈夫ですが、念のためはじめに「掃除機は一番最後にしてください」と言っておくと安心ですね。
ただ、掃除する時間があると言っても、丁寧に掃除をしている時間はありません。
お風呂の水垢やカビを取ったり、換気扇の掃除をしたり、壁についたシミを落とすほどの時間はありません。
そもそも、旧居の掃除はそこまで徹底的にする必要はないと言われています。どっちみちハウスクリーニングをするので、こまかい汚れについては高い洗剤を使って落とさなくても、そのままにしておいても良いそうです。
ちなみに、退去時には原状回復がされているかどうかのチェックがありますが、この際には家の中はキレイに掃除しておいた方が印象が良くなり有利になります。ですから引越し当日に慌てて掃除するのではなく、細かい掃除は原状回復の対策として早めに着手しておくようにしましょう。
そうすれば当日はカンタンに掃除機をかけるだけでキレイになりますから手間も時間もかかりませんよ。
もし荷物の量が少なくて早々に積み込みが終わってしまったとしても、掃除機をかけるぐらいの時間は待ってもらえますから安心してくださいね。