万が一、荷物が破損していたり紛失していた場合は?
引越しの際によく聞くトラブルが、荷物の破損・紛失です。
よく聞くと言ってもそんなに頻繁にあるわけではないと思いますが、どうしても100%破損・紛失が無い、ということはあり得ません。
荷物の破損は、たとえば作業スタッフが手を滑らせて荷物を落としてしまったから中の食器が割れたとか、トラックの中の揺れで荷物が崩れて椅子の脚が折れてしまった、といったケースです。
また、荷物を運搬する際に壁や床をこすってしまい、家に傷をつけてしまった、ということもあります。
一方紛失は、特に遠距離の場合に起こりやすいものです。
遠距離の引越しの場合は、途中でトラックを積み替えることがあります。その際にダンボールをひとつ忘れてしまった、というようなときですね。
また、料金の安い混載便の場合は他の人の荷物と一緒に運ぶので、途中で荷物の一部が入れ替わってしまうようなこともあります。
この場合、自分の荷物は全部あってもなぜか他人の荷物がまぎれていた、というようなこともありますよ。
こうした荷物の破損や紛失があった場合、引越し業者に補償してもらえますからすぐに連絡しましょう。
引越し業者というのは、保険に入っています。
荷物の破損や紛失があれば保険を使って補償してくれるようになっているんですね。
ただし、連絡は3か月以内にする必要があります。
やはり引越しから何か月も経ってから「荷物が破損したんですけど!」と言われても、「引越し後に何かしたんじゃないの?」と思われてしまいますもんね。
そして、破損や紛失があった場合は、その品物に相当するお金を振り込んでもらえることもあれば、修理してくれる場合もあります。対応は品物によっても変わりますので、よくそうだしましょう。
ちなみに、骨董品などの高級品に関しては補償の制限があることも知っておきましょう。
もしかなり高級なものを所有している場合は、運搬事態を専門業者に任せるか、もしくは自分で保険に入っておくなどの対策をしておくようにしましょうね。
引越し業者の方でも、貴重品に関しては補償がきかないこともあるということは説明してくれるはずなので、こういったものについては自分で責任を持って対処するようにしてくださいね。
引越しというのは人間がおこなうことですからどうしてもミスは起こります。
普通はきちんと補償してもらえますから、万が一破損や紛失があった場合は落ち着いて、すぐに引越し業者に連絡しましょう。
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