宅地建物取引主任者からの「重要事項説明」で気を付けること

宅地建物取引主任者からの「重要事項説明」で気を付けること

賃貸契約をする際に受け取る書類の中には、「契約書」以外に、「重要事項説明書」というものがあります。家賃のことや設備のことなどが書かれていて一見契約書と同じようなことが重複しているようにも見えますが、本来の目的は違います。

重要事項説明書というのは、契約前に「この条件で契約することになりますが大丈夫ですか?」と契約者に確認するための書類です。ただ実際には契約する日に重要事項説明書を受け取るので、よく吟味せずにすぐに契約に移ってしまうのが普通です。(場合によっては契約書の記入が済んだあとに渡されることも)

重要事項説明書は、ただ手渡されるだけではなく、その不動産屋さんの「宅地建物取引主任者」から口頭での説明があります。宅地建物取引主任者といのは、いわゆる「宅建」という資格のことです。不動産屋さんには必ず宅建の有資格者がいなければならず、宅建の資格を持った人が重要事項について説明することになっています。説明と言ってもただ書面を読み上げることが多く、こまかいところは割愛されることが多いので、そのまま承諾しないようにしてくださいね。具体的には、以下のような点をチェックしてください。

◎更新について
2年契約など契約期間が決まっていることが多いですが、更新時の取り扱いについて確認しておきましょう。更新料が必要なのか、更新料はいくらなのか、更新料以外にかかる費用(更新手数料)はいくらか、ということを確認してください。

◎敷金・保証金の取り扱いについて
敷金(保証金)というのは通常は退去時に全額返還されるものです。でも、契約に際して「特約」が付けられている場合は例外もあります。たとえば「ハウスクリーニング代は差し引く」などと書かれていることもありますから注意しましょう。原状回復にかかる費用についても、敷金返還ガイドラインに沿った内容になっておらず納得しかねる場合は交渉してみましょう。

◎退去予告の時期について
退去時には1か月前までに知らせるのが一般的ですが、2か月前、3か月前としている場合もあります。

◎設備について
たとえばエアコンがあると書かれているのに、内見に行ったときにはついていなかった、というようなこともありますし、その逆もあります。賃貸契約というのは「契約」なのですから、成立後に内容を変えるのは難しくなります。矛盾点や不明な点があればしっかり質問して納得してから契約にうつるようにしてください。

一括見積もりとは

一括見積もりは、現在お住まいの郵便番号、番地、建物タイプ(マンションかアパートか等)を入力します。

 

次に、引越し先の郵便番号、番地、建物タイプ(マンションかアパートか等)を入力します。

 

そして、引越し希望日の入力に進みます。人数、希望日、電話番号、アドレスを入力します。

 

家財情報の入力に進みます。テレビ、冷蔵庫、パソコン等入力し、申込みます。

 

すると、

   

から、一括見積の結果のメールが来ます。

 

比較検討できるので、安いところや、丁寧なところを選ぶことができます。

 

電話も来るので、詳細をその場で確認し合うことも可能です。

電話で売り込んでくるようなことはなく、 丁寧なオペレーターが応対してきて、 キャンセルしたい時はキャンセルするといえば問題ありません。

 

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