高齢者の一人暮らしでチェックすべきポイント

高齢者の一人暮らしも最近はとても多いですね。 独身の人であったり、配偶者と死別した人であったりいろいろなパターンがあると思います。 子どもが同居を提案しても、それを断って一人で快適な生活がしたい、と望む人も多いようです。 そこで、高齢者が一人暮らしをする際に、チェックすべきポイントを考えてみましょう。 ポイントその1：交通の便 若い人以上に、高齢者の場合は交通の便が良いところ、というのは重要です。 歩くこと自体は苦にならないという人も多いですが、遠出する際には自家用車ではなく公共の交通機関を使う人が多いですよね。 最寄駅や最寄りのバス停が近いということだけでなく、実際に生活に不便が無い程度に本数が充実しているか、ということも大切です。 ちなみに当然のことではありますが、いくら交通の便が良くても、治安が悪いところや騒がしいところは避けるようにしましょう。 ポイントその2：知り合いが近くにいるか 高齢になると、新しく知り合いを作るのが大変になることもあります。 まったく縁もゆかりもない土地に引越してしまうと精神的につらくなってしまうことがあるので注意が必要です。同居ではなくても子どもの家から近い場所で一人暮らしをするとか、もしくは子どもとは遠くても知り合いが多い街に引越しするなど、孤立しないような場所を選ぶことが大切です。 比較的社交的で新たに知り合いを作れるようなタイプの人の場合は、市民センターなど同年代の人たちが集う場所が近くにあると良いですね。 ポイントその3：買い物の便 交通の便と同じぐらいに、買い物の便も大切です。 重たいモノを持って長時間歩くのは大変ですし、高齢者の場合は「重たいものはネット通販で買ってます♪」なんていう人も少ないですよね。もちろんパソコンが使える人の場合は、引越しを機にネットスーパーの使い方を覚えるのもおすすめです。 パソコンが使えない人の場合は、近所にスーパーがあるかどうか、また、そのスーパーが配達をおこなっているか、ということもチェックしておくと良いですよ。 配達料が高いところもあるので、格安で配達してくれるスーパーを探すと良いでしょう。 高齢者の一人暮らしの場合は、主にこういった点をチェックしながらお部屋探しをするのがおすすめです。 もちろんバリアフリーの間取りであったりオートロックなどの防犯面も大切ですが、それだけでは暮らしにくいこともあるので、あらゆる点を考えて、暮らしやすい家を探すようにすると良いですよ。

はじめての一人暮らし