スムーズに新居を決めるためのネット活用術
引越し先の物件を探すには、それなりの手間がかかるものです。最近はインターネットからも住宅情報を見ることができますが、それでも不動産屋さんに足を運ぶ必要はあります。また、安易に物件を決めてしまうと、後から後悔することも多いものです。
「思っていたよりも狭かった」「通勤に不便な場所だった」など、失敗しないためには、物件を探す時点でいろいろとリサーチしておくことが大切です。住宅情報サイトには、さまざまな情報が載っています。その物件の設備や場所といった基本的な情報以外にも、近くにあるスーパー、コンビニ、学校など、生活する上で必要なものがどこにあるかも掲載されていたりしますね。たとえば「コンビニまで500m」など、具体的な距離が明記されていることもあるのでぜひ参考にしましょう。
距離感がよくわからない場合は、実際に地図を見てそのコンビニがどこにあるか調べれば、「けっこう遠いな」などより具体的なことが分かるようになります。さらに具体的に調べるなら、グーグルのストリートビューを使うのがおすすめです。その物件の住所を表示させ、そこからストリートビュー上であちこちに移動してみましょう。ストリートビューは最新の状態とは限らないのでもしかするとお店などは変わっているかもしれませんが、ある程度のその土地のことを把握するには非常に便利です。
暗い道が無いか、危険なところはないかなどは特に入念にチェックしてみてくださいね。新築物件でない限りはその物件の外観も確認できますよ。さらに、その物件のネット環境についても考慮しましょう。特に地方の場合、光回線が対応していないエリアもあります。今利用している回線が使えない場合は解約して別の会社に乗り換える必要も出てきます。解約となると違約金がかかることもあるので、あらかじめ調べておくと良いですね。それから、公共交通機関を使う人は、時刻表なども調べてみましょう。
「最寄駅から徒歩5分!」というような駅近物件でも、電車の数自体が少ないのであれば不便かもしれません。その鉄道会社のホームページから時刻表を調べるか、乗換案内サイトで通勤に使う時間帯の電車があるかどうかを調べると良いでしょう。物件を契約する前にはいろいろと調べておきたいこともありますが、ネットを使えばある程度家にいながらにして調べることも可能です。ぜひ、後悔しないためにしっかりリサーチして満足できるお部屋を探してください。
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